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2013年05月17日

龍光の『氣の心を今に』

龍光の『氣の心を今に』第32回

若い頃は、休みの日はいつもお寺に行っていましたが、何故か仏像に引きよせられる様に足がお寺に向いていました。小学校の頃は、太秦の広隆寺の近くに住んでいたので、ほとんど毎日の様に広隆寺弥勒菩薩様の前で美しいお顔を見ながら、空想の世界に入っていました。
ある時は、空を飛んでいたり、宇宙の広大な星の世界に遊んでいたりしていました。当時「鉄腕アトム」が世に出て、貸本屋で立ち読みをして、空を飛ぶことを想像したりして、自分がアトムになっている様に楽しい空想少年でした。

空を飛ぶことを夢見て、仕事はパイロットになること、と考えていました。JALに受験しましたが、筆記試験や面接は受かったのですが、身体検査で耳の中耳炎でひっかかり落ちてしまいました。それからは、空を飛ぶ夢は海外添乗員として果たすことが出来て、15年間海外へとツアーコンダクターとしての道を歩み、ほぼ夢は叶いました。人生二転三転として、病氣などで医療氣功の道にすすむことになって、現在に至っています。
子供の頃に見た弥勒菩薩様が、道を作ってくださったと思います。最近、病氣の頃に仏像を彫っていたことが役に立って、スピリチュアルな世界でも、真言や祈りの修行をしていた事、滝行や大峰山での修行による心身の強化が、本当に役に立ってありがたいことと感謝しています。

インドの国王即位の時、頭頂に四大海の水をそそいだ儀式「灌頂」は、密教では大阿闇梨より法灯を継承する重要な儀式として有名ですが、京都の浄瑠璃寺には灌頂堂があり、このなかに秘仏大日如来座像が安置されています。この大日如来様はお正月にしか見ることは出来ませんが、京都にいるときは毎年参拝に行っておりました。お顔は、彗眼の鋭い眼で、物事をこの世の一切の真理を見抜く「心のまなこ」で、私達を導いておられます。
この大日如来様にお祈りをしていますと、まるで酒水(加持した香水)で灌頂をしてもらっている様に心身共に煩悩と垢穢(くえ)が消えてゆきます。本当にありがたい事で、生きる勇気をいただきます。

今年の25日(土)は、お弟子さん達と一緒に伊江島に行きます。宇宙根源のエネルギーをいただき、「灌頂の儀式」の様に、酒水で魂を磨き、平和を祈願します。ご興味ある方は「るんなむ」にご連絡下さい。
梅雨入りで雨が続きますが、おからだに気をつけて下さい。

ご拝続に感謝。

2013年5月17日 龍光




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Posted by るんなむ at 16:46│Comments(0)氣の心を今に
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